飲食店が赤字になった理由を分析することが経営に見切りをつける上で重要です。

MENU

経営に見切りをつけるタイミング

経営難に悩む男性

飲食店は入れ替わりの激しい業界で運営コストも馬鹿になりません。
味や接客など評判が重要なので、一度悪評が出たり来店した顧客に悪いレッテルを貼られてしまうと、そこから再建するするのは新規出店以上に難しいです。
見切りをつけるタイミングを知ることは経営者にとって重要なことです。

 

 

赤字になっている理由を考える

飲食店が赤字になる主要な理由は以下の通りです。

 

  • 味が悪い
  • 接客が悪い
  • 価格設定が適切ではない
  • 立地が悪い
  • 客層とお店のコンセプトがマッチしていない
  • お店の存在が周知されていない
  • スタッフが育たない
  • 無駄な経費が多い

 

基本的に赤字など閉店していくお店は複数の悪い要因を併せ持っていることが多いです。
理由を分析することが経営に見切りをつけることでとても重要です。

 

味や接客が悪くて一定期間の運営実績があるのであれば、立て直すのが難しいですし根本的なことを変えないといけません。
スタッフが育たたない、無駄な経費が多い、お店の存在が周知されていない場合は、工夫することで復活できるかもしれません。

 

経営難になっている理由がよくわからないのであれば、飲食業に強いコンサル業者に相談してみることも効果的です。
優秀な人がやめてしまったり、仕入コストが高騰する。オフィスビルや商業施設など周辺環境の変化などどうすることのできない場合は早めに見切りをつける必要性が高いです。

 

 

早めに居抜き物件として募集も行う

赤字になって将来的に資金をショートさせる懸念があれば、早い段階で居抜き物件として引受先を探しておくことが効果的です。

 

新しい借り手を探すことは、必ずしも経営を諦めることではありません。
テナントによっては長い契約期間や高額な保証金を設定されていて、中途解約すると大きな損失が出ますし、満期退去になるとテナントを空の状態に戻さないといけません。

 

赤字が続いている中で、良い条件で居抜き物件として引き継いでくれる所が見つかれば前向きに検討するべきです。

 

赤字の続く中で、試行錯誤を繰り返したり悪あがきをして損失を膨らませるよりも、傷口の浅い段階で良い条件で一度精算してしまう方が長期的に見た損失を減らします。
そこから、再度問題点を分析して改善策を練りましょう。1回目の失敗を経て再度新しくお店を持ち直した方が成功する可能性を高められます。

 

居抜き物件を専門に扱っている業者が多数あるので、経営難でリセットによる再出発を検討している場合は相談してみるとよいでしょう。

 

 

オーナーの変わらないリニューアルは難しい

お客はオーナーやお店が変わったかなど細かく見ているものです。
ラーメン屋で失敗したら、坦々麺専門店に変えてみるなど、お店を大幅リニューアルしたり、割引キャンペーンで集客して立て直す方法は、成功率が非常に低いです。

 

赤字のお店を改装してコンセプトやサービスを変えても、新規オープン時ほどの集客は期待できません。
味は悪くないけど立地や内装とターゲットが合っていないなど、オーナーは経営不振の原因を外部環境のせいにしたがります。

 

流行しないお店は根本的な経営に問題があることが多いです。明らかにターゲットが合っていない場合でも、一部の問題点だけ見直して利益を出せるほど飲食業は簡単なビジネスではありません。

 

第三者の意見やネットの口コミなどを参考に素直に問題点を受け止めることが、見切りをつけるタイミングを知る上で効果的です。
ただし、悪いことを言われてネガティブに捉えすぎてもいけません。フラットな目線で外部の意見を受け入れるのも経営センスのひとつです。