多店舗展開は従業員を大切に想う気持ちを忘れずに、安全で無難な運営を行いましょう。

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多店舗展開する方法

飲食店は多店舗運営することで大きな利益を出したり、オーナーが現場に入らずに運営することができます。
利益を出せるビジネスモデルがあれば多店舗運営することは難しくありません。
未経験の個人であれば、まずは1店舗目を成功させて拠点を広げていくことが王道パターンです。

 

 

目の届く範囲で2店舗目、3店舗目を出店する

1店舗目で成功していても2店舗目の店長や現場のスタッフの対応が悪いと失敗します。
2店舗目や3店舗目であれば、オーナーが必要に応じて現場に入ったり巡回して管理できる環境を作ることが望ましいです。
成功した1号店と味と接客を同等にできるかが成功のコツです。

 

立地に応じた需要で1店舗目と違うスタイルのお店を出す方法もあります。
オーナーのセンスが求められ、違うカテゴリーのお店でも、マーケティングをしっかりやって管理が行き届いた運営をすれば成功する確率は高いです。

 

 

2店舗目は融資を受けやすい

融資を受ける

飲食店を開業して1店舗目を成功させた実績があると新規出店に比べて2店舗目は金融機関の審査が有利です。
飲食業は1店舗目を出すための初期費用さえあれば多店舗展開をスピーディーに行える魅力があります。

 

また、オーナー経営の小規模店舗の場合、1店舗のみの運営よりも多店舗展開した方が優秀な人材を集めやすいメリットがあります。
実績があることによって信頼性が出ますし、店長やマネージャーの道を期待して正社員希望者からの応募を集めやすいです。

 

信頼できるスタッフを育成できれば、オーナーの目の届かないところでの出店や、現場に入らずセミリタイヤ状態に持っていくことも可能です。
店舗数を増えていけば、仕入屋、材料屋などとの価格交渉も有利になります。

 

 

多店舗運営に必要なスキル

味や接客など品質を落とさないことや、立地による客層やお店のレイアウトなど店舗ごとで違う環境を上手く工夫できることが大切です。
しかし、多店舗運営で失敗する人は店舗ごとの運営やマーケティング、企画よりも従業員のモチベーション管理に問題があるものです。

 

多店舗運営すると徐々に現場との距離ができて、数字しか目に入らなくなります。
欲が増幅すると従業員の環境よりも自分の利益を重視したり、他の店舗に比べて数字の悪い店舗を厳しく指導するようになります。
1店舗目は従業員から信頼されて一生懸命働いてもらえていても、多店舗運営したことで優秀な人材がどんどん辞めてしまったり、利益を上げようと仕入コストをケチるなど悪い発想を持ちやすいです。

 

多店舗運営すると、仕入単価や管理職の人件費など削減できるものがたくさんあります。
無駄を省いて節約することは大切ですが、オーナーの目が行き届かなくなるのであれば、1店舗あたりの目標利益は下げて品質を上げたり従業員の環境を良くする取り組みをするといいです。

 

多店舗運営するほど、失敗した時の損失リスクや悪評が出た時の風評被害が大きくなります。
リスクが高くなることを認識して、安全で無難な運営を行い、従業員を大切に想う気持ちを忘れないようにしましょう。

 

飲食店を独立する人の多くが、会社員として働く立場に嫌気を差しています。
開業当初は従業員にとって良い環境を必死に考えるものですが、いつしか開業前に嫌いだった会社や上司に近い考え方になってしまうことがあります。
飲食店に限ったことではないですが、初心を大切にする気持ちを持ち続けてください。